虫刺され

こんにちは🦀 副院長の加賀野井です。

夏休みですね〜🌻

小学生の頃は、ほぼ毎日 友人や兄と片山市民プールに行って(あの坂を一気に自転車で登っていました、今では絶対無理)、一日中遊んでました。真っ黒でした👩🏾✨

さてさて、憎っくき虫(蚊)の季節です😡(虫好きの方すみません、虫好きの方でも蚊は嫌いでしょうきっと)

今日は「虫刺されでも皮膚科きてくだい」とお伝えしたいがためにブログ書いてみました。

ムヒかキンカン塗っときゃ治るだろう、と思っている方が多いのですが、少々の赤みやかゆみはそれで引きますが、赤く腫れてる、熱をおびている などの強い症状の時は強めのステロイド外用剤が有効です。症状がものすごく強い場合はステロイドを内服する場合もあります。虫刺されくらいで皮膚科?と言わず、強い反応が出てからでは遅いので、悪化する前に来てくださいね。薬を塗ると短時間の苛立ちですみますし、皮膚症状もひきづることがありません。

蚊に刺されると、刺されてすぐに出る赤みやかゆみ(即時型反応 ぶく〜と盛り上がって腫れる)と、刺されて1~2日で出てくる赤みやかゆみ(遅延型反応 赤い発疹が残っている、しこりがある)があります。これらの反応は年齢と共に変化します。一般的に赤ちゃん👶は遅延型反応のみ、子供や若者は即時型反応と遅延型反応の両方、大人は即時型反応のみ、年配の方はあまり反応しない、と言われますが、実際には個人差がかなりあるので一概にはいえません。

赤ちゃんはいつ咬まれたのやら?赤くなっていたり🤔、子供はかゆくてかきむしって、余計に腫れが強くなったり、湿疹になったり、ばい菌感染・とびひになったり😣します。稀ではありますが、リンパ節が腫れる、発熱を伴う、水ぶくれジュクジュク、おさまってもしこりが長く残るなどの症状が出る人もいます(蚊アレルギー)。

刺されないように対策することも大事です。白い服(黒い服は蚊がよってきます)、長袖長ズボン、虫除けスプレーなどで予防しましょう👍

蚊以外にも、ノミやダニ、蜂、毛虫なども活発な季節ですのでご注意ください。ノミは猫ちゃんワンちゃんを飼っている方やよく公園に行く方、庭いじりをする方、ダニは古い家の方や 種類によっては畳・カーペット・布団におりますので 刺されやすいですよ。毛虫は・・・見つけたらもう刺されています。怖ぃ〜😱

蜂に刺された場合はアナフィラキシーショックという命に関わる重い症状となる場合がありますので、躊躇せず皮膚科やもしくは救急受診をしてください。

あと山登りやハイキングなどでマダニに刺されることもあります。無理に引きちぎらずに そっと皮膚科にきてください。マダニの歯は釣り針のようにできており、無理に引きちぎっても残っていますし、余計炎症が強くなります。なぜかお腹や太もも、陰嚢のあたりを刺されることが多く、できものが大きくなったと言って来られる方もいます。中には怖い感染症を媒介している場合もありますので。虫ってほんと怖ぃ😰

少しでもお役にたてましたら幸いです。

お知らせにも載せておりますが、当院のお盆休みは 8月11日〜16日です。

では皆さま、よき夏をお過ごしくださいませ☺🌻